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無花粉スギの植え替えは進んでいないの?いつ効果が体感できるの?

   

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花粉症の患者は近年大幅に増えつつありますよね。

毎年3月頃になると、花粉症グッズなどの宣伝を見かけますが、
その商品の多さから考えると花粉症に悩んでいる人が増え、

その対策を必要としているということなんですよね。


花粉症はスギやヒノキが原因と言われていますが、
無花粉のスギの栽培が始まっていると聞いた事ありませんか?

つまり、アレルギーの原因となる花粉が飛ばない品種なのです。



なんで?さっさと今の杉にから無花粉の杉に変えないのでしょう?

それに、なんでわざわざ無花粉の杉なのでしょう?








◆なんで早く植え替えしないの?どうして広葉樹にしないの?




無花粉スギがあるならば、
すぐに今生えている杉を全部伐採して植え替えばいいのに。。。


なんで杉を無花粉にする必要があるんでしょう?



花粉症の原因が杉であるならば、
杉を伐採して他の木を植樹するようにすればよいのでは?

そんなふうに思いませんか?

なぜ無花粉の杉なんでしょう?



スギの林には土砂崩れのような災害対策の目的があります。

また他の種類の木と比較しても二酸化炭素の吸収量が多いため
地球温暖化防止の役割も担っているち言われています。


あと成長が早いというのも必要な理由かもしれません。


伐採自体は行っていないわけではなく毎年確実に行っています。
しかし、今ある杉の量が半端無く多いため5年10年の話では無理なのです。


それに加えて杉の人工林のうち76%が民間所有。

伐採しても売れない木を切る意味は無いし、
仮に伐採してもその後の植樹にまたお金がかかります。


それに見あう利益がない以上放置というのが現状なんです。


杉も間伐などの手入れを行うことでずいぶん花粉の飛散も抑えられるのですけど、
上記の理由によりそうもいかないというわけです。


伐採しないわけではなく、

伐採できない理由があるということなんですね。





◆補助金を出すことになった理由とは?




しかし、このまま放置というわけにもいきません。

植え替えが進まない現状を打破しようと林野庁が対策に乗り出した方法が補助金。


2015年度の予算案で従来のスギを伐採し
無花粉品杉へ植え替えを行う業者に対して費用の一部を負担するというものです。


また2013年度に植樹されている杉のうち、

ほとんどが従来の種類の杉であるというのも補助金を出す理由の一つ。


無花粉杉は全体の12.7%しか使用されてません。


理由は、ちゃんと従来の杉と同じように育つのか?という疑問があり、
実績がないからだと言います。


たしかに木材は野菜と違い短期間で収穫できるものではありませんからね。



◆近い将来花粉症から解放されるのか?




じゃぁ近い将来花粉症から解放されるのか?


無花粉の杉が発見されて20年かかってようやく大量に生産できるようになりました。
でその出荷を徐々に増やしていき、平成32年には10万本を目指すことに。


しかし。。。今現在ある従来品種の杉の量が約90億本。。。

花粉症対策効果が実感できるまでには相当な時間が掛かると言われています。


おそらく数十年後には花粉スギから無花粉スギに代わるだろうと。。。



◆まとめ




花粉症から開放される!!なんて思い喜んだものの。。。
そんなに簡単にはいかないのですね。

しかし、このように少しづつでも前進していることがわかりすこし安心しました。


とはいえ花粉症が治るわけでもないのですが。。。

やはり花粉症対策は当分必要なのですね。


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