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鏡開きと鏡割りの違いって?|鏡餅と酒樽の違いではないの?

   

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最近ではあまりやらなくなったお正月での「鏡開き」
そもそも鏡餅を飾るのに今では真空パックとかで売っていますしね。

でもその真空パックを片付けるのが鏡開きになるのか?

でもうひとつ「鏡割り」というものがありますが、
こちらも鏡餅を割るものばかりと思っていたら、そうでもないんですね。

酒樽の蓋を割る事を「鏡開き」または「鏡割り」と呼んでいますから。


ではその「鏡開き」と「鏡割り」とはどう違うものなのでしょうか?






◆鏡餅を割ることで鏡割りというの?



お正月に飾る餅のことを鏡餅といいます。

鏡餅と呼ばれる由来は、

鏡は神聖なものでしたから
その平たい鏡に似せて作ることで鏡餅と呼ぶのです。


鏡餅は一般的に12月28日から1月11日まで飾ります。
松の内を過ぎると食べるというわけです。

この鏡餅を食べるためにはどうするか?

餅は常温でそのまま飾られるものなので、日にちがたつと硬くなります。
この硬くなったお餅を食べるために木槌などでたたいて割り、

それを雑煮にしたりして食べるのです。


この作業つまり。。。
鏡餅を割るということから鏡割りといわれるようになりました。

しかしこの「割る」とう言葉がイメージ的に良くないということで
「開く」と使ったんですね。

ですから「鏡開き」というようになりました。




◆じゃぁ、お酒の蓋を割るのは?



結婚式やおめでたい席などでお酒の樽を木槌で叩いて蓋を割りますよね?

あのお酒の樽の蓋が鏡と同じく平たいことから
酒屋では酒樽の上蓋を鏡と呼んでいました。


ですから木槌で蓋を割るという行為をそのまま「鏡割り」と呼んだのです。


しかし。。。こちらも同じく「割る」とうのは縁起が良くない。

結婚式とかで「割る」では夫婦の縁も割れてしまうことが連想されます。
ですからこちらも「開く」という言葉を使うことにしました。


◆まとめ



「鏡割り」と「鏡開き」ですけど、どちらも同じことでしたね。

行事としても

「鏡餅を割ること」
「お酒の樽の蓋(鏡)を割ること」

このふたつは同じ意味であり、どちらも神様に供えられたもなのです。


その供物を皆でいただきましょうという行事。

新年を迎えることや新しい門出の祝いといった
おめでたいことであるので「鏡開き」という方が望ましいのです。



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