富山県富山市岩瀬に5月がくると岩瀬曳山車祭(いわせひきやままつり)の季節
岩瀬といえば古くは廻船問屋の町として栄えた古い町並みが印象的ですが、
この時期となるとやはり歴史と伝統のある岩瀬曳山車祭りです。
このお祭りは毎年5月17日18日の二日間に行われる岩瀬諏訪神社の春季例大祭。
今年は5月17日が休日ですね。
迫力ある13基の曳山車(ひきやま)を見に行くのもいいかもしれませんね。
◆日程
今年も5月17日・18日に行われます。
スケジュールとしては、
昼の間はお囃子の演奏と木やりの音頭とともに町中の練り歩きの時間になります。
夜には山車どうしが激しくぶつかり合い互いの力をくらべる曳き合いが行われます。
曳き合いの時間はおおよそ22:00頃からです。
◆曳き合いの会場はどこ?
初日: 岩瀬諏訪神社前
2日目: 忠霊塔前(岩瀬小学校の西隣)
◆アクセス方法は?
①電車
アクセスとして「富山駅北」から富山ライトレールで
5月17日は「競輪場前駅」
5月18日は「東岩瀬駅」
で降車すると便利です。
②車
車の場合は北陸自動車道富山ICから車で40分
駐車場は富山競輪場駐車場になります。
駐車料金は無料
富山競輪場なんですけど結構な広さがあり満車になる心配はないとのこと。
しかし、あんまりギリギリですと
祭り地域の近くは8時くらいから交通規制やっています。
・地図
・お問い合わせ
富山市岩瀬地区センター(076-437-9715)
◆見どころはなに?どんな感じなの?
岩瀬曳山車祭最大の見どころは山車同士のぶつけ合い「曳き合い」です。
この曳き合いは、
かなりの激しさから「けんか山車」とも呼ばれているくらい荒々しいものです。
13基の曳山車が諏訪神社を参拝します。
全ての曳山車が諏訪神社の参拝を終えてから
クライマックスである山車の曳き合いは始まりますから、
引き合いの時間は22時くらいと言うわけなんです。
子供は眠い。。。かも知れませんね。
曳き合いの時間は10分以上続くのもあればすぐに終わるのもありますけど、
最後の曳き合いが終わると結構な時間になります。
午前1時過ぎるとか。。。
山車と山車がぶつかり、相手方の山車を押し出すことで勝敗が決まります。
軽くぶつけるだけかと思いきや、
全力でぶつけていますから降臨が浮き上がるくらいの激しさと衝突音ですよ。
かなりの大きさと重さの山車がぶつかり合うというのは実に大迫力。
◆まとめ
この曳山車(ひきやま)ってただぶつけ合うものではなく、
その見た感じも綺麗なんですよ。
山車本体の上に「たてもん」とよばれる飾りがあって
「商売繁盛」や港町ならでは「大漁」など描かれています。
夜になるとそれに明かりが灯り、とても幻想的で美しいのです。
あと感心するのはお祭りへの若者の参加が多い事です。
きちんと受け継がれているんだなぁ。。。と感慨深いものがありました。