京都の夏といえば祇園祭ですね。
毎年ニュースで大々的に取り上げられています。
時期的にかなり暑い日に行われるにも関わらず毎年多くの人で賑わいます。
去年は49年ぶりに復活した後祭(あとまつり)がありました。
こちらの来場者は6万人で前祭の21万人と比べると静かなものです。
落ち着いた雰囲気が堪能できて、
町並みと町会所や旧家に飾られたびょうぶや装飾品をゆったり見れました。
◆京都 祇園祭 前祭の日程と楽しみ方
さてそんな京都の祇園祭の日程ですけど、
前祭は例年通りの日程で、
宵山は7月14日の「宵々々山」から7月16日の「宵山」まで3日間。
町会所や旧家に装飾品、山鉾飾りの展示があり午後から露天が出ます。
23基の山鉾がちょうちんに照らされて、
お祭りを見に来た人達も浴衣姿で風情があります。
子供達の「ちまきやお守りを買って下さい」という内容の歌を聞くことができ、
見物客が縁起物のちまきなどを買ったりします。
7月17日が「前祭」の山鉾巡行になります。
宵山に比べると人も少ないですけど四条通・河原町通はやっぱり多いので、
そこを避けて御池通で見学するとゆっくり見ることができます。
去年ですと14日は露天も歩行者天国もありませんから、
先祭でも「宵々々山」は人が少ないですから、
混雑が嫌な人にはいいかも知れませんね。
祇園祭が初めてならこちらの3日間をまずは体感することをおすすめします。
祭りの雰囲気としては申し分ありません。
◆京都 祇園祭 後祭の日程と楽しみ方
こちらも先祭と同じで
宵山は7月21日の「宵々々山」から7月23日の「宵山」まで3日間。
「前祭」同様に山鉾飾りの展示もあります。
だだし露天は出ません。(八坂神社の境内ならあり)
その影響でしょうか?見物客も先祭りと比較するとかなり少なめです。
ただ個人的にはこちらのほうが、
ゆっくり眺められて風情を堪能できますから好きですね。
7月24日が山鉾巡行。
先祭と比べると後祭は10基しか山鉾の参加しませんが
同時に「花傘巡行」がおこなわれます。
見学するなら河原町通がお薦め。
なぜなら山鉾巡行に引き続き「花傘巡行」が見られるからです。
夜には四条通りの御旅所に出掛けてた神様が、
神輿に乗って八坂神社に還る還幸祭がありますよ。
個人的にはこちらのほうが好きですね。
人が比較すると格段に少ないというのもありますし、
ホントにゆっくりと祭り気分と京都のいい感じ具合を堪能できます。
落ち着いて写真とかも撮れますし、
宵山期間には浴衣姿の見物人も大勢いますので夏祭り的な雰囲気も十分ですよ。
ただ人が少ないといっても先祭の宵山と比べたらです。
八坂神社の周りは、大変にぎわいます。
・八坂神社 地図・周辺の宿
◆まとめ
できれば両方見物したい。。。ところですよね。
ですが休みが合わなかったりしますから、どちらか一つ。。。なんてことも。
先祭では
日程として14、15、16、17くらいがメインとなりますから、
宵山と山鉾巡行とありますから16、17が一番ですかね。
後祭では
日程は21、22、23、24となります。
後半の23日が宵山で24が山鉾巡行、花傘巡行、還幸祭
でやはりこの2日は外せないと思います。