外から帰ってきたら。。。
背中に大量の汗、衣類はぐっしょり、
という経験をしたことがある方も少なくないでしょう。
そうすると臭うのではないか?と気になる方もいますが、
実は背中の汗自体に臭いはありません。
それでも気になってしまうのは汗の量が多いためですから、
少しでも抑える方法を知っておきたいところです。
・ツボを押して汗を解消
背中の汗が気になると言う方はツボを押してみるといいでしょう。
後谿(こけい)
ツボの中でもっとも押しやすいのは
コケイという手を握ったときに飛び出てくる小指の付け根辺りにあるツボ、
感情線の先端部分になります。
それから手のひらを上に向けたとき、
手首の小指側、付け根からひじに向かって1.5cmほどの場所にあるインゲキ、
人差指と親指の骨の中間点のくぼみにあるゴウコクが効果的です。
ごうこくのツボ
それでも解消されない場合は
冷却ジェルシートや
濡れたタオルなどを使って首の後ろなど太い血管を冷やすと汗が止まります。
日中出かけるときは、
出かける前にミョウバン水を背中にスプレーするだけでもいいですし、
ハッカ油を配合したスプレーを衣類にかけて背中を涼しく保つのもいいでしょう。
・背中の汗の臭いの原因に効果的な体の洗い方って?
背中の汗は無臭なのに衣類がにおうのは雑菌が繁殖し、
汗の成分を食べてしまうからです。
自身だけではなく、
周りの人も気になる臭いの原因となる背中の汗を解消するためには、
体の洗い方を変えてみましょう。
まず身体を洗う石鹸ですが、
渋柿石鹸など雑菌の好物となる皮脂を
しっかり取り除くことができるものに変えてみましょう。
渋柿石鹸が有名なのは、
一般的な石鹸には
臭いの元となる酸化した皮脂を取り除く効果が33%程度なのに対し、
渋柿石鹸は97%と高い数値を示しているからです。
また背中は中々手が届かない部位ですが、
ナイロンタオルなどでごしごしこすると
背中が傷つき余計に汗を書いてしまう可能性があります。
できれば他の人に洗ってもらうのが望ましいのですが、
自分で洗う場合は柔らかめのタオルとたっぷりの泡で洗うようにしましょう。
背中を洗ったら
石鹸の泡はしっかり流し毛穴に残らないように気をつけてください。
またシャンプーやコンディショナーが背中にとどまることもありますので、
頭は背中よりも先に洗いましょう。
◆まとめ
背中の汗を止める方法は様々ですが、
より強力な方法がミョウバンや塩化アルミニウム液を使った方法です。
デオトラントスプレーよりも
ミョウバンは皮膚に優しく荒れにくいといわれていますので試してみる価値あり。
他にも舞妓さんが実践している胸を紐で縛り汗を止める方法などがありますので、
背中の汗が気になる方は実践してみてください。