風邪をひいたり花粉症の場合ですと鼻水に見舞われどうにもなりません。
鼻水って、かんでもかんでもすぐにでてきます。
おかげでティッシュを、もったいなく感じるくらいたくさん使ってしまいます。
しかし。。。
いったい何のために大量に発生するのでしょうか?
さらには、どこでこれほどまでにいっぱい作っているのでしょうか?
作られる鼻水のもとはなんでしょう?
◆鼻水は何のためにあるのでしょう?
風邪ひくと鼻水が垂れてきて、花粉症だとシーズンになると鼻が垂れてきます。
この鼻水は一体何のためにあるのでしょう?
・風邪の原因はウイルス。
・花粉症の原因は花粉。
ともに共通しているのが体にとっての異物であること。
通常、体内に異物が入り込むと人間の体は異物を外に排出しようと働きます。
この場合、
鼻に侵入した花粉やウィルスといった異物を奇麗に洗い流して
体の外に排出することを目的に鼻水は出てくるのです。
ウィルスや花粉が鼻に残っている限り、
ずっと反応することで大量に流れ続けるというわけです。
◆どこで作られるのか?
鼻水は鼻粘膜の細胞から作られます。
作られるといいましても水分として分泌されるのです。
例えば。。。「涙」
目にゴミが入ることで目の中からゴミを出そうとして涙がでます。
仕組み的には同じことで、
異物が鼻から入ってくるので鼻の粘膜から水分を分泌し洗い流そうとするのです。
◆鼻水は何からできているのでしょう?
先ほど述べたように鼻の粘膜からでる水分が鼻水として流れ出します。
ということで、鼻水のもとは水分であり「水」となります。
体の水分は血液として運ばれますから、
鼻水は血液から作られるといっても同じことになります。
体に水分がある限り鼻水は原理上出てくるということになります。
では鼻水の成分が水分であるならば、
水分を控えることで鼻水を止めることができるのか?
確かに体中の水分がすべて無くなれば鼻水も当然止まりますが、
水分を補給しなかったからといって鼻水が止まるわけではありません。
水分を摂取しすぎた時というのはオシッコとして排出されることで
体内の水分量は調節されます。
オシッコの場合は水分摂取量を少なくすることで
その回数や量を減らすことはできるのですけど、
鼻水の場合は水分を控えても止めることはできません。
必要な時に出て必要がなくなれば出なくなるからです。
◆まとめ
鼻水が出るのは非常に辛いですよね。
絶え間なく流れだす鼻水のせいで、
頭がボーッとしたり鼻の下や鼻孔がヒリヒリしてきたりと。。。
しかし、
これって私たちに本来備えられている防御反応なのですから、
鼻水に見舞われるということは
我々の身体がウイルスといった異物と格闘している証なのです。