今って災害対策が、とても注目を集めていますよね。
地震とかゲリラ豪雨が起きた時、
水や土砂の災害で考えられる困る事って停電ですよね。
暗い中でも別に何とか過ごせますが、
家庭の中でもかなり困るのは冷蔵庫の中の事ではないでしょうか?
◆停電対策をしていない場合はどうする?
もし予期せずに停電が起きた時にできる事、それは冷蔵庫を開けない事です。
冷蔵庫の中の停電当時の冷気は数時間持ちます。
具体的な時間でいうと、
冷蔵庫で2時間程度、冷凍庫では4時間ほどだと言われています。
しかし、それを開けてしまうと、せっかくの冷気が逃げてしまうのです。
冷蔵庫の節電対策でよく耳にする方法というのが、
冷蔵庫の開け閉めの回数です。
開け閉めの回数が少ないほど冷蔵庫内の温度が上昇しなくて済みます。
ですから何も用意が出来ていないのならば、
せめてもの対応は開けない、これが1番の対策となるのです。
◆停電になっても良いように普段から対応しておく
もし停電対策をしていないのであるならば、冷蔵庫の扉を開けないことが、
中身を保持するための一番の対策になるのですけれども、
そうはいってもずっと締めたままというのも困ります。
ですから、
いつ停電になっても良いように、普段から対応しておくのも大切なポイントです。
・普段からの対応にはどんな事があるの?
①冷蔵庫の整理
例えば、冷蔵庫を正しく使えているかというのも重要な事です。
また、あまりに詰め込みすぎていると、
冷蔵庫はきちんと冷えずに温度が高くなってしまいがちです。
もし現時点で、あなたが冷蔵庫に食材をいっぱい詰め込んでいる場合、
停電がきたら大変なので、今から中身の整理をしておきましょう。
常温保存で大丈夫な野菜などは省いておきましょう。
②保冷剤の準備
またアイスを買った時にもらえる保冷剤をいくつか入れておき、
腐りやすいものの上に置くだけでも違ってきます。
この時に冷蔵庫の整理をしておくと保冷剤を置く時間も短縮できますから、
結果的に冷蔵庫の扉を開けている時間は短くなります。
例えば。。。。
お肉とか、魚かとか、腐りやすいものなど、
特に冷やす必要があるものは収納場所を固定し、常にまとめておきましょう。
場所が決まっているならば、さっと保冷剤を置くことができます。
③暖簾つけよう
また、
普段からの停電の対応として有効なのが、
冷蔵庫の中に吊り下げておくビニールの暖簾です。
冷蔵庫の開け閉めをしないことが庫内の温度上昇をさせない方法でしたよね。
ならば、扉の内側の内側に、
もう一つ扉の代わりになる物をつけることで、扉の代わりになります。
それがビニールの暖簾なのです。
これを吊り下げておくと急な停電で冷蔵庫を開けなければならない時に、
温度が下がらず食品の品質が保たれます。
今は100均などでもありますよ。
◆停電から復旧した場合について
停電から12時間程度で復旧すれば、食品の品質は特に問題はないです。
溶けやすいアイスは形は変われど、もう1度冷やせば全く問題ありません。
季節にもよりますが、
丸1日ほど経つと肉や刺身、牛乳などお腹にあたりそうなものは、
逐一チェックする必要があります。
肉でも加熱して食べれる物は良いのですが、刺身などはアウトかもしれません。
それから、コンセントは抜いたほうが良いのかという疑問もあるでしょうが、
いちいち抜かなくても良いです。
復旧後の冷蔵庫ですが、
いつもと同じブーっといった音がするのであれば全く問題はありません。
水が溶け出していないか下にある水受けをチェックして、
水があればきちんと捨てておきましょう。
また、いつもと違う音がなるなどした時は、
放っておかずに説明書を見てメーカーに問い合わせましょう。