室内で水槽に入れて眺めるメダカも、かわいいですが、
鉢で飼ってみるのも、なかなか風情があって良いものですよ。
メダカを鉢で飼うために必要な事ってなんでしょう?
メダカの鉢での飼い方を紹介します。
まずはメダカの鉢を選んでみよう!!
メダカを飼うための鉢といっても結構種類があります。
どれにしようか?どれがオススメなのか?
結構悩んでしまいますよね。
メダカの鉢の大きさは、メダカの数によって変わってきます。
[tip] ◆目安・メダカの数は6匹くらいなら11号
(直径30センチ、高さ20センチ)くらいです。
・水の量でいえば、1リットル1匹が目安です。
・小さい鉢よりも大きい鉢のほうが飼いやすいです。
[/tip]
[tip]
◆補足
日当たりの良い場所においてください。
水温が高くなりすぎる場合は、すだれなどで遮ってください。
メダカは水温が38度以上になると生きることができません。
[/tip]
メダカの鉢に入れる底砂はどれ?
底砂とは?
鉢の底には土か砂利を敷きます。
その際、ペットショップなどには
黒玉土、茶玉土、麦飯砂利、メダカの砂などがあります。
よく使われているのが赤玉土ですけど、
これは園芸用のコーナーにあります。
◆メダカといえば定番は赤玉土
なぜか?
メダカがもともと住んでいるのは小川とか自然の環境です。
その環境つくりに適したのが赤玉土だからです。
初めてよくわからない場合は
メダカ用の黒玉土や茶玉土でよいと思います。
◆土の量の目安
11号ですと0.5~1kgくらいです。
メダカの水について
メダカ用のお水は水道水でいいのでしょうか?
水道水でも問題はありません。
ただ、水道水を直接鉢に入れてはダメです。
バケツなどに、汲んで一日放置したものを使ってください。
水道水には消毒用の塩素(カルキ)が含まれています。
このカルキはメダカにとっては好ましくないもの。
ですから、放置することでカルキを抜いてあげるんです。
そのお水を鉢に入れます。
◆メダカの水替え
メダカの水を替える時は、
鉢の三分の一程度を入れ替えます。
一回でたくさんの水を交換してはダメです。
屋外に鉢置く場合というのは、
水が減ってくるので水替えというより、
水を足してあげることで、水替えは、ほぼ不要です。
なぜなら、
鉢の中ではバクテリアが育っています。
このバクテリアは生き物の栄養になりますから大事なんですよ。
メダカと水草について
鉢でメダカを飼うならば、
水草があったほうが環境つくりに良いのと、
やっぱり見栄えも良いですよね。
[tip] 水草の働きとは?水草は光合成をすることで酸素を供給します
メダカの隠れる場所になります
産卵の際に卵を産み付ける場所になります
水質の安定、水が綺麗になる
あとエサにもなります
[/tip]
鉢に入れる水草のオススメとしては浮き草である
「アマゾンフロッグビット」なんかがいい感じ。
![]() メダカの産卵におすすめ!(浮草)アマゾンフロッグビット(無農薬)(3株) |
量的には浮き草は 2~3個ほどで」様子を見ましょう。
あまり入れすぎてしまうと、水中に光が届かなくなり
バクテリアが生息しにくくなります。
メダカの餌やりについて
バクテリアや藻や水草などもメダカのエサになるのですが、
エサとして与えることも必要です。
メダカの餌やりについては
1日に2~3回くらいにわけて、数分で食べきれる量。
与えすぎると、水質の悪化につながります。
エサの種類は、
ペットショップで売っているエサでよいです。
まとめ
以上で、鉢でメダカを飼う環境を整えることができます。
メダカは比較的飼いやすいお魚です。
あまり神経質になりすぎず、放置気味でちょうどよいと思います。
特に屋外での鉢で飼う場合は基本放置です。
実際飼い始めてから気づくことがほとんどです。
まずはやってみましょう。
わからないことは、ネットや本で調べるとすぐにわかりますから。
子供と一緒にメダカの観察とかしてみるのも
楽しいと思います。