仕事を探すときにお給料などの待遇のほか、
お休みに関しても、とても大事に要素になりますよね。
仕事が忙しすぎて休むことができないような状況では、
体に負担が大きく仕事に集中できないですし、効率も悪くなるといわれています。
ですから土日が休みというのは精神的にも体力的にも良いのです。
しかし。。。この週に2日の休みについて、
週休二日制と完全週休二日制とがあるのをご存知でしょうか?
週休二日制と完全週休二日制の違いなんですが、
実は正確に理解できている人は意外と少ないのです。
これら2つの違いってきちんと理解できていますか?
この週休二日制と完全週休二日制の、
二つの似ているようで異なる制度の違いについてみてみましょう。
◆完全週休二日制とは?
まず、完全週休二日制ですが、
この意味は毎週必ず二日間のお休みが確保されているという意味です。
ここで重要なのは「必ず」という言葉です。
年に一回でも週に一回しか休みが確保されていない日があれば、
完全週休二日制には該当しません。
また休みというと週末の土曜日と日曜日を想像しますよね。
ですが、完全週休二日制の休みは土曜日と日曜日でなくても構いません。
例えば水曜日と土曜日は必ずお休みというのであれば、
完全週休二日制に該当するのです。
◆週休二日制とは?
一方、週休二日制とは、
月に一回でも週に二日間のお休みがあれば週休二日制になるのです。
例えば。。。
1ヶ月の間には、おおよそ四週間あります。
そのうち3週間は毎週一日(日曜日)だけお休み。
残りの1週間だけ週に二日(土曜日と日曜日)のお休みが確保されている場合。
この場合においては週休二日制といっていいのです。
逆のケースとして一年のうちで、この週だけはお休みが一日という場合。
毎年必ずある時期に限り、とても忙しいので週に一日だけしかお休みがない。
しかし、その忙しい時期を除いては、
すべて必ず週に二日間休みが確保されているという場合。
このような場合でも完全週休二日制とは言えないのです。
◆週休二日制と完全週休二日制の違いは大きい
週休二日制と完全週休二日制の違いは大きいのです。
完全週休二日制ならば間違いなく年間を通して週に2回は休日があります。
ですが、完全という言葉が取れてしまうと、
月間の休日日数が大幅に変わってしまう可能性があります。
というのも月に4日から5日間も、
お休みの数が変わってきてしまう事があるからです。
したがって、特に週休二日制との表記がある求人情報においては、
・具体的にどれくらいのお休みがとることができるのか?
・実際に取得されているのか?
これらについて充分な確認をしておかないと、
入社してみてこんなはずではなかったのにということになりかねません。
また、完全週休二日制でもお休みの曜日が決まっていたり、
週によって休みの曜日が変わることもあります。
ですので、言葉の意味を正確に理解し就職の際には確認したほうが良いでしょう。