何年まえでしょうか?
R1ヨーグルトが発売された時に、インフルエンザに効果があるとか
ニュースでやっていましたよね。
当時はどこに行っても売り切れ状態でした。
そのR1なんですけど実際インフルエンザの予防になるのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
明治のR1ヨーグルトがインフルエンザに効くって本当?!
R1がインフルエンザに効果があると全国に知れ渡ったのが、
テレビである地位域の子供が一定期間R1を摂取していたところ、
となりの市だったか町の子供よりも感染率が低かったというものでした。
そのインフルエンザ予防効果の要因になるのが
1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルトのNK活性増強効果というもの。
その乳酸菌はどのような働きのをするのか?
もともと人の腸内には乳酸菌(善玉菌)があります。
またそれとともに悪玉菌と呼ばれる大腸菌も常駐しています。
その善玉菌と悪玉菌のバランスがとれた状態が、
整腸、つまり腸内環境が整った状態なんです。
乳酸菌には腸の状態を健康に保つ働きがあるということです。
風邪やインフルエンザにはどうして感染するのかといえば、
「免疫力」の低下による感染があります。
この「免疫力」(免疫細胞)が腸内環境と大きく関係しています。
免疫細胞として有名なのがNK細胞と言われいます。
ウィルスをやっつける細胞ですね。
NK細胞などの免疫細胞はその60%~70%が腸にあるんです。
乳酸菌には腸内細菌のバランスをとってくれる効果があり、
そのことで、腸内環境が整います。
結果、免疫機能の改善にもつながるということ。
最初の疑問に戻りますが、
「明治のR1ヨーグルトがインフルエンザに効くって本当なのか?」といえば、
本当ではありますよね。
だって乳酸菌が含まれていますから。
ただ、R1だけでなく他のヨーグルトでも乳酸菌は含まれています。
R1が特に注目されているのは
1073R-1乳酸菌がNK細胞活性増強効果が高いと言われているからです。
だから、インフルエンザの予防に効果的かと言われれば、
広い意味で効果はあるということだと思います。
乳酸菌摂取>腸内環境正常化>免疫機能向上>ウィルスに感染しにくい体
こんな流れです。
まとめ
ポイントは「日頃から腸内環境をいかに整えておくか?」ということ。
もっといえば健康な体でいること。
あくまでそのサポートとの一つとして
ヨーグルトはい良いですよという感じです。
ワクチンを摂取してもインフルエンザには感染します。
風邪やウィルスというものに感染してしまうことは、
その時の健康状態に大きく関係しています。
ですから、
R1ヨーグルトがインフルエンザに効果的というのは、
「常日頃から健康に気を配ってくださいね」という程度のことだと思います。
ヨーグルトを摂取するのは良いことなのかもしれませんが、
まず基本に
バランス良い食事をしていること。
規則正しい生活をしていること。
この2つが大前提だと思います。
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