妊娠中に体重が増加して。。。このままでいいのだろうか?
それともダイエットしたほうがいいのだろうか?
そもそも、妊娠中に太るのは普通のこと?ですよね?
妊娠中の体重増加についてのことや
妊娠中のダイエットについての疑問にお応えします。
◆妊娠中に太るのは良くない?ことなの?
妊娠中の女性は、とても太りやすい状態です。
胎児保護のためや、
もしもの時にそなえてカロリーをためておくためだといいます。
また、栄養分を蓄えやすい体であるとともに、
今までは自分ひとりの栄養分として使われていましたが、
お腹の子を成長させるために必要な糖質が必要になってきます。
そのため妊娠前に比べると
一日に必要な食事の摂取カロリーは当然増えることに。
ですから、
妊娠中の体重増加は赤ちゃんのためであり自分のためでもありますから、
「よくないこと」ではないんです。
体重増加には神経質になる必要はありません。
◆妊娠中の「過度な体重増加」は良くない?
妊娠中に太ること自体は自然なこと。
けれども、
妊娠中毒症や妊娠糖尿病の背景には母胎の「太りすぎ」があります。
これ以外にも、妊婦が「過度に太ること」の弊害があります。
産道に脂肪がつくことで難産になりやすいとか、
生まれてくる子供がメタボになりやすいとか、
自然分娩ができなくなるとか、
妊娠高血圧症候群など様々です。
そのため医療機関からは、
どういったスピードで体重を増やすべきかを具体的に教えてもらえます。
体重についてもしあなたが過度に増えてしまった場合は
必ずお医者さんから注意されます。
お医者さんからの体重管理の基準をもとにして
妊娠している時は体重が増えすぎないように、
日々の活動量や、食べる量をコントロールしましょう。
◆ダイエットは妊娠時にしてもいいものでしょうか?
・体重が増え過ぎてしまった場合
ダイエットをすることで蓄積したカロリー消費しようという考えは、
妊娠中はやめましょう。
病院に指導された体重増加の目安より太りすぎてしまったからといって
極端に食事量を減らしたり、
過度な運動をするといったダイエットをすることはいいことではありません。
ダイエットを妊娠中にすると
母体への影響とともに胎児の成長にもよくありません。
自己判断ではなく、かかりつけの先生に相談して
今の自分の状態にあった体重管理の方法を教えてもらいましょう。
◆まとめ
体重が増えるのはごく自然なことであり、また必要なことでもあります。
妊婦の体重増加の目安は、産婦人科ごとに異なっています。
また個人のもともとの体型や体重でも違います。
ですから他人と比較したりすることで気に病みすぎると体にもよくありません。
妊娠中の体重は「増えるもの」とおおらかな気持ちでいましょう。
母子共に健康な出産のためにも、
妊娠中はダイエットの必要がないように
病院の支持する体重管理にもとづいて体重を増やしていくようにしましょう。