母の日といえば。。。
常日頃から何かと助けてもらっている母親に対して、
あなたの感謝の心を掲示する良い機会ではないでしょうか?
しかしながらどういう理由で母の日は5月の第2日曜日に指定されてるのでしょうか?
もっと言うなら、
カーネーションを贈るとされているところはどうしてなのだろう?
毎年毎年母の日は当然のごとく訪れますけれど、
その発端につきましては
思いのほか認識していないという人が多いではないかと考えます。
そんなわけで、
母の日の発端や由来とカーネーションをプレゼントする原因についてを
まとまてみることにしました。
目次
◆母の日の由来|アメリカで生まれたものだった!!
母の日は色々な国で定められている、世界共通のイベントであります。
ですので、個々の国に基づいて、そのいきさつも日取りもバラバラ。。。
ですけれども、その中においても最も有力な説に挙げられていると言えるのが、
アメリカ合衆国においての母の日誕生のエピソードです。
それはアメリカ南北戦争時代のことです。
南北両軍に国境なき医師団のごとく救いの手を差し出した
アン・ジャービスという名の女性がいました。
彼女は医療面だけでなく、
南北両軍の橋渡しのためにコンサートや催し物を実施したり、
教会において子供達に一生懸命神の教えを説くなどすることで、
平和に寄与したいと毎日のようにがんばっていたのです。
ところが、アンは1905年に死去してしまいます。
そこで、彼女の子どものアンナは母親であるアンを賞賛し、
平和を祈るイベントを5月の第二日曜日にやってみたところ。。。
大勢の支持者を獲得することとなりました。
それが後押しとなり「お母さんに感謝しながら平和を祈る日」ということで
母の日が生まれるまでになったわけです。
◆母の日が日本での起源と広まった理由
日本で母の日が制定されたのは1931年のこと。
その当時の母の日は
皇后様の生まれた日に相当する3月6日とされていたんです。
しかし、その当時の母の日は、
あまり脚光を浴びているわけではありませんでした。
それが、1937年に製菓組合が日本中にPR宣伝をして、
母の日がじわじわとではありますが
人々に認められるように変わってきたというわけです。
戦争の期間中においてさえ母の日は広範囲に普及していき、
第2次世界大戦後1947年になると公式に国の法律で祝日であると法律化され、
日にちも、アメリカ合衆国にならい5月の第二日曜日とされたのです。
◆母の日といえばカーネションという由来について
母の日のギフトにふさわしく世の常になったカーネーション。
こんなふうに常識となっているという理由に関して、
さまざまないきさつを挙げることができます。
その一つに、アンナが初めての母の日のイベントで
亡きお母さんアンに対して捧げた花がカーネーションであったといったという話し。
そして次に、
カーネーションの花言葉が「母の愛情」ということを意味すること。
それ以外にも、
十字架にかけられたイエスキリストを見届け、
聖母マリアが流した涙の後にカーネーションが咲いたことから
カーネーションになったともいわれています。
◆母の日の本来の意味と日本でのカーネーション
本来、母の日というのは、
「お母さんへの感謝と平和を祈る日」であるという見方がされていて、
「プレゼントをあげる日」といった考えじゃありませんでした。
しかしながら、
それを仕事の絶好のチャンスだとしたアメリカの商人ジョン・ワナメーカーは
自らの大規模スーパーにおいて、
カーネーションにとどまらずバラエティに富んだアイテムを提供する
母の日のキャンペーンを実行しました。
これによって、ますます母の日が注目されるようになったのです。
日本に関してはカーネーションをプレゼントする文化が存在しますけれども、
このことはアメリカ合衆国で
母の日にカーネーションを胸に差す伝統を、
花を胸に差す慣習が見当たらない日本に取り入れる上で、
プレゼントするといった流れとして様相を変容させたものだと言われています。
◆まとめ
常日頃より顔と顔を突き合わせていたら、
それほど簡単には気付きにくく、また伝えにくい。。。
そんなお母さんに向けての感謝の想いを告げるのが母の日。
贈り物をプレゼントするとともに
母に感謝する気持ちを心に刻んでみるのも良いと思いませんか?