寒い季節が終わりを告げて暖かい季節になると、
なんだか気分もポカポカしてきますよね。
しかし、そんなポカポカ陽気もいいことだけではありません。
暖かい陽気に混じって紫外線も降り注いでいますから。
冬場でも紫外線はありますが、やはり量的に増えるのは3月から9月にかけて。
外出する限り紫外線を完全にカットする方法はありませんが、
出来る限り抑えることは可能。
そんな紫外線対策の一つである帽子についてなんですけど、
良く黒色の日傘をさしている人を見かけますが、やはり黒が一番いいのでしょうか?
目次
◆紫外線対策の帽子の色って何色が一番効果が高いの?
紫外線対策として有効なアイテムの一つに帽子がありますよね。
さてこの帽子なんですけど、
一体何色の帽子が一番紫外線を予防できるのでしょう?
せっかく帽子を被るなら効果が高いほうがよいですよね。
さて色だけを見て判断するならば黒色が一番紫外線カット率が高いんです。
しかし、デメリットもあります。
それは陽会を吸収するため熱がこもりやすいという事。
暑い日に黒い帽子を長時間かぶると蒸れます。
それとは逆の色。。。白の場合はどうなのか?
白は紫外線防止効果はあまりありません。
そのかわり黒色と違って光を反射しますから
熱がこもりにくいという特徴があります。
紫外線対策の帽子の色として言えることは
色が濃いものほど紫外線を通しにくいということが言えます。
ですから、紫外線対策として有効な色というならば黒色ということになります。
◆紫外線対策の帽子の選び方|色だけで選んでいてはダメなの?
カラーだけで判断するなら、黒色が一番紫外線カットできることがわかりました。
そうなると。。。
紫外線対策としての帽子の選び方は「色を基準にすればいい」となりますよね?
しかし、色だけで決めるものではないんです。
紫外線対策の帽子の選び方は、「UVカット機能」のついた帽子を選ぶことが一番です。
色より紫外線遮断率が書いてあるもので選んでください。
普通の生地よりも
UVカット生地の方が断然紫外線をカットする効果が高いですからね。
◆値段は高いほうが良いの?
帽子の紫外線遮断効果なんですけど、
値段が高いほうが効果が高いと思いますよね?
しかし、実際は布そのものよりデザインで帽子の値段が決まります。
ですから値段で紫外線対策効果がUPするわけではありません。
安い物でも大丈夫です。
◆帽子はどんな形がいいのか?
太陽光をシャットアウトしてくれる形としては、つばの広い帽子がいいですね。
とは言っても、あんまり広すぎても使いにくいかったりしますから、
つばの大きさは10cm~12cm程度の物が使いやすいのでおすすめですよ。
◆紫外線対策として帽子の効果はどれくらいなのか?
さて帽子の選ぶ基準はもうわかりましたよね?
では帽子は紫外線対策として有効なのでしょうか?
その効果はいかほどのものなのでしょうか?
帽子は上から降り注ぐ紫外線に対しては効果的。
しかし。。。
日中の総紫外線の中で、上から直接に当たるのは50%以下なんです。
つまり帽子で防ぐことができるのは半分以下という事になります。
残りの紫外線は地面からの照り返しが10%程度。
その他は散乱光というものになります。
散乱光は大気の中で空気の分子にぶつかり複雑に屈折を繰り返しているもの。
ですから方向性がなく前後左右あらゆる方向から届きます。
このように紫外線は帽子だけでは防ぎようがありません
下からや横からの対策も必要となってきます。
ですから、
表示に紫外線カット率99.9%とかいてあっても
帽子のみの紫外線対策効果としては50%以下であるということになります。
完全に紫外線を遮断したいならば、
帽子だけでなく、手袋、日傘、サングラスを用いるといいですよ